【自腹リポート】 5980円+税+ポイント10%で 「デジアナ変換」やってみた

2011年7月24日正午、東日本大震災で大きな被害を受けた福島県、宮城県、岩手県を除く日本の44都道府県で地上波のアナログテレビ放送が終了し、デジタル放送に完全移行しました。いわゆる「地デジ化(地上デジタルテレビ放送に完全移行)問題」ですね。延期となっていた被災3県でも12年3月31日にアナログ放送は終了。ブラウン管テレビを液晶やらプラズマやらの薄いテレビに買い換えて、家のアンテナをデジタル放送用に変えた方も多いでしょう。あれからもう3年がたちました…。“地デジカ”ってキャンペーンキャラクターもいましたけど、どんなでしたっけ? それほど昔話な「地デジ化問題」ですが、いまだにこの問題を考えている人々がこの日本に存在しているのです。
それが「デジアナ変換問題」です。初耳の方も多いと思われますので、まず解説から。総務省の要請で、11年7月24日以降もケーブルテレビの加入者は「デジアナ変換」によって、15年3月までアナログテレビで視聴ができることになっています。つまり「デジアナ変換」とは、ケーブルテレビ局が「デジタル」を「アナログ」に「変換」して契約者に届けるサービスです。筆者の実家も地元ケーブルテレビと契約しているので、いまだにブラウン管テレビで見ることができます。ただし、そのサービスも終了間近。3年前同様、画面の上下に「そろそろ終わるから準備してね~」という字幕が出ています…。これは何とかせねば! ということで、急きょ帰省し、その対策をしてきたのでリポートさせていただきます。

この字幕が出ているテレビは何らかの対策が必要です!

①この字幕が出ているテレビは何らかの対策が必要です!

まず、引き続きケーブルテレビに加入した状態で「デジアナ変換」終了後もテレビを見ることができる方法は3つあります。
(1)テレビをデジタルテレビに買い換える
(2)ケーブルテレビ局からデジタルチューナー内蔵のセットトップボックスをレンタルする
(3)デジタルデジチューナーを買う
この中からわが家が選択したのは③です。理由は2つ。「ブラウン管テレビがまだ映るから、買い換えはもったいない」と「地デジチューナーを買うのが一番、安上がりだから」。①はまあ論外として、②の毎月のレンタル代負担と比較すると、やっぱり③がベストということになりました。
というわけで、やって来たのは東京・有楽町駅前のビックカメラ。事前に秋葉原のヨドバシカメラにも訪れて比較し、価格差がないことが分かっているので、実家への帰り道にあるビックカメラで「デジタルデジチューナー」を買うことにしました。

「捨てずに使おう!」というコピーが素晴らしいAVERM「AVTA285」

②「捨てずに使おう!」というコピーが素晴らしいAVerMedia「AVT-A285」

機種はAVerMedia「AVT-A285」。価格は5980円+税+10%ポイント還元です。この機種にした理由は簡単。これしかないから。ヨドバシには同一機種ともう1種類ありましたが、私が訪れた時は入荷予定となっていたので、いずれにせよ“これしかないから”ですね。「地デジ化問題」の時分は多種多様な機種が近所のスーパーでも売っていた「デジタルチューナー」ですが、親切な店員さんの説明によると「もう皆さん、テレビを買い換えてますよ~」とのこと…。なんか、わが家が貧乏みたいでシャクですが、だってブラウン管テレビがまだ映るんだからもったいないじゃんよ! 残念ながらビックカメラには1機種でしたが、ネットショッピングではまだ、さまざまな機種を売っています(これも店員さん情報)。「デジタルチューナー」をお探しの方は選択肢が多いネットがおすすめですが、私は現物を見ないと信用できないたちなので、AVerMedia「AVT-A285」に懸けてみることにしました。

約10センチ四方の軽い箱ですが…

③約10センチ四方の軽い箱ですが…

さて、ここからが実践編です。実家のブラウン管テレビのスイッチをONにすると、「地デジ化問題」の時にも“ウザい”と話題になった字幕が画面上下に出ています(写真①)。果たして、AVerMedia「AVT-A285」(写真②)にこの字幕を消すことができるのでしょうか? 箱から出すと約10センチ四方の軽~いプラスチックの箱が出てきます(写真③)。なんか頼りない…。でも、B-CASカード、同軸ケーブル、ACアダプタと接続に必要なものはちゃんと同封されています。ここはAVerMedia「AVT-A285」を信じるしかありません。

上からACアダプタ、B-CASカード、同軸ケーブルのOUT(テレビへ)、同軸ケーブルのIN(ケーブルテレビから)。ネットで見たところ、黄赤白のケーブルでテレビに接続する機種もありました

④上からACアダプター、B-CASカード、同軸ケーブルのOUT(テレビへ)、同軸ケーブルのIN(ケーブルテレビから)。ネットで見たところ、黄赤白のケーブルでテレビに接続する機種もありました

チャンネルを1に合わせると初期画面が…成功です!

⑤チャンネルを1に合わせると初期画面が…成功です!

では、セッティングに入りましょう。テレビに接続されている同軸ケーブルを抜いて、AVerMedia「AVT-A285」の裏面(写真④)一番下に差します。そして同封の同軸ケーブルをその上に差して、テレビにIN。B-CASカードを差し込み、ACアダプターをコンセントに入れて、テレビのチャンネルを1に合わせると地域指定の初期画面(写真⑤)が出ます。あとは指示に従ってチャンネル設定などを済ませると、ついに“ウザい”字幕が消えました(写真⑥)。簡単、そして大成功! 5980円+税+10%ポイント還元でも期待を裏切らなかったAVerMedia「AVT-A285」。コストパフォーマンスはかなりいいのでは?

字幕も消えました!

⑥字幕も消えました!

これで、リポートは終了ですが、参考になりましたでしょうか? 「よくわからん」という方はぜひ、http://www.dpa.or.jp/digital/(デジタル放送推進協会)を閲覧にしてみてください。わが家の地域の「デジアナ変換」は3月20日で終了しますが、4月までOKな地域、既に終了している地域などさまざまです。「デジアナ変換」終了日時についてはご契約されているケーブルテレビ局にご確認ください。

ラテとぴ(本文用)