10文字詰めの理由 ~Caféラテ6杯目~

Hey!Say!JUMPは、なぜ平成JUMPと表記されるのか?

ラジ男くんの疑問に、マスターが口を開きました。

「2人とも、ラテ欄をよく見てごらん。1行は10文字で折り返されているよね」

「1、2、3…ホントだ。数えたことなかったけど、10文字なんだね」

「Hey!Say!JUMPは何文字あるかというと、12文字ある。ということは、11文字目からは下の行に落ちることになっちゃう。だから、平成JUMPと表記してるんだよ」

「なるほどね。でも、平成って漢字にしてるのは何でなんだろ?」

ラジ男くんのつぶやきには、テレ美ちゃんが答えてくれました。

彼らの名前には、平成の時代を高くジャンプしていくという意味が込められているからだそうです。

「じゃあ、何で2行にまたがるのを避けているか、分かるかい? テレ美ちゃん」

「えーと…。読みづらいからかな?」

「一言でいえばその通り。さっきも言ったけど、新聞はいろんな人達が読むものだからね。読みやすく、分かりやすくが基本なんだ。だから、紛らわしかったり、読みづらかったりしないよう、気をつけて編集している。これもその1つで、泣き別れといって禁則扱いされているんだよ」

泣き別れとは、英単語や洋数字など、単体で意味を持つ言葉が次の行にまたがってしまうことです。

新聞に限らず、刊行物を編集する場合、句読点が行頭に来てしまったり、括弧類の始まりが行末、終わりが行頭に来るのを禁則といって、放っておいてはいけない決まりになっています。

「ところで、マスター。1行が10文字詰めなのはどうしてなの?」

「そうだな、答える前に2人で新聞の行数を数えてごらん」

「1、2、3、4、5…私のは、縦書きで73行みたい」

「こっちの新聞も同じ! 僕の方も73行だ!!」

読みやすくという基本方針の下、新聞は文字サイズを大きくしてきました。

現在は1ページ73行、12段がスタンダードになっているようです。

「73行を横書きに換算すると、大体112文字くらいになるんだよ。この新聞のラテ欄には、9局が同じ幅でレイアウトされている。そうすると1局何文字になるかな、ラジ男くん」

「えーと、112÷9=12.444…だから、12文字ちょい!」

「そうだね。時間の帯が2つ入って、局と局の間には罫線が引いてある。そして、放送時間とマークで2文字分必要。つまり、番組内容の入るスペースは10文字ってことになる」

「おぉ!!!」

テレ美ちゃんも、ラジ男くんも、目と口を真ん丸に開いたまま固まってしまいました。

カランコロン♪

caferate