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信州が1位!!「旅番組で人気の観光地ランキング」北信越編

今回は北信越地方を取り上げます。

▽各県別登場回数

県名 回数
1 長野 57
2 新潟 25
3 石川 12
4 富山 11
5 福井 7

yjimage (7)県別では、長野が57回と他県をダブルスコアで一蹴した形となりました。信州という郷愁を誘う響きに加え、善光寺、松本城や安曇野、白骨温泉、飯田ほか、ランキング外にはなりましたが、北信から南信まで幅広い観光名所を備えていることが旅番組でも人気を博している理由のようです。ランクインした地名を中心に、散策バスツアーやローカル線の旅が目立ちました。2位の新潟では、越後の名湯を巡る旅がトップ10に入りました。こしひかりで有名な魚沼3回、魚の市場通りとして賑わう寺泊が2回登場しています。yjimage (6)3位の石川は金沢と能登半島を周遊する旅が多く、この2地区で全てを占めました。4位富山は立山・黒部のアルペンルートがランクイン、氷見のブリ、富山湾のホタルイカを食する旅も登場しました。福井では、越前や若狭の海の幸を紹介する番組がランク入りしています。

▽観光地トップ10

観光地 回数

コメント

1 信州 20 県の公式観光サイトでは、長野・上田・松本・諏訪・木曽・飯田の6エリアに区切り紹介。蕎麦やリンゴ、温泉に酒蔵、アルプスの眺望など、日本有数の山を中心とした観光地
2 軽井沢 14 古くからの高級リゾート地。晩年のジョン・レノンが毎夏、家族連れで長期滞在するなど、海の高山・湖の野尻湖と並び、山の軽井沢と称される外国人の日本三大避暑地
3 アルプス 12 富山・岐阜・長野にまたがる飛騨山脈の北アルプス、長野・山梨・静岡に連なる明石山脈の南アルプス、長野・木曽山脈の中央アルプスの絶景は筆舌に尽くしがたい
4 立山・黒部 10 4月アルペンルート全線開通で出現する雪の大谷はこの地の象徴。黒部ダムや日本一の落差350mを誇る称名滝、野鳥の宝庫・美女平ほか見どころは尽きない
5 金沢 9 加賀百万石の城下町として、兼六園に代表される風情ある街並みや金箔などの伝統工芸で人気。茶の湯が栄えた金沢は、京都、松江と並ぶ和菓子どころとして知られる
6 能登半島 8 世界農業遺産・白米千枚田のイルミネーションは幻想的で、輪島の朝市、千里浜なぎさドライブウェイとともに定番スポット。キリコと呼ばれる灯篭を担ぐ祭礼は能登独特のもの
7 越後 6 松之山温泉や貝掛温泉など、秘湯を巡る旅でランクイン。米どころ、酒どころとして名高いが、つなぎに布海苔を使いヘギという器で出すへぎ蕎麦、名物の笹団子も有名
7 越前 6 越前ガニや若狭湾の笹ガレイなど、周辺を巡るグルメ旅でトップ10入り。越前加賀海岸国定公園に属する東尋坊は、国の天然記念物および名勝に指定されている
9 諏訪 5 諏訪湖を抱える東洋のスイス。気候風土に加え、戦後は時計産業が盛んだったことからそう呼ばれた。諏訪大社で寅年と申年に行われる次回の御柱祭は2016年春
10 上高地 4 年間120万人が訪れる日本の山岳リゾート。大正池や河童橋などから間近に見られる穂高連峰ほか3000m級の山々は、季節を問わず美しい名峰である

ラテとぴ(本文用)

「面倒くさい洋数字と漢数字の使い分け」~ 「春一番」と「木枯らし1号」くらいは簡単に理解できるんだが~

ひたすら記事の間違いや誤字脱字の発見に躍起となる校閲業務。作業を通じて、自然と日本語の理解や知識も深まり、語彙(ごい)も増えていくわけで、これぞ裏方稼業の醍醐味(だいごみ)といえましょう。ただ、中にはそもそも誤記でもない上に、校閲担当自身、納得のいかないまま赤字訂正を行わなければいけない場合もあります。というわけで、今回は「面倒くさい洋数字と漢数字の使い分け」をテーマに愚痴ってみましょうか。

球春到来。スポーツにおける球技は数あれど、春の喜びを込めてこう呼ぶのは野球くらいのもの。いかにもグラウンドの雪どけを待ちかねていた、といった感じですが、それって雪国だけでは? 関東以西のいわゆる強豪校なんぞ、年中無休でカキーン、カキーンと季節感なし。オフシーズン、温暖な地でキャンプを張るプロ野球のためにある用語ですかね。そちらも、最近は室内練習場やドーム球場であったりして。今や「球旬」くらいが適当か。

昨春のプロ野球オープン戦。「春一番にやられた。ロッテ対楽天は1回裏2死一、二塁の場面で強風によりノーゲームとなった。試合中に風速14㍍を計測」と、記事は春の珍事を伝えています。立春以降、最初に吹く強い南寄りの風を「春一番」と言います。「春1番」としないのは何となくわかりますよね。春二番なんて言わないから。では、晩秋から初冬の間に初めて吹く北寄りの強風「木枯らし」の場合は? 「木枯らし1号」とします。2号、3号もあり得るのですが、気象庁は発表しないのだとか。

多くの新聞表記で、数量や順序など示す際は洋数字、慣用句などは漢数字を用います。上の例では「1回表」「一、二塁」がそれ。イニングは洋数字で、ベースは本塁含め漢数字。三振は3振とせず、フォアボールは四球。え、アウト数はなぜ洋数字かって? だから悩ましい。新聞社によっても表記が分かれます。「その試合で左飛が風に戻され、満塁の走者一掃打となった」と、一掃を1掃としないように理屈が簡明なら苦労はないのですが…。

ところで「春一番の陽気の中、チームメートとともに汗を流した」とか「ガッツあふれる○○が春一番を吹かせた」とか、春一番はいいイメージで使われることが多いようです。

日本海で低気圧が急発達することによって生じるこの強風。災害を起こしそうなときは注意報や警報が発表されますが、もともと海難事故を引き起こし、船乗りの間で「春一番」と恐れられたのが気象用語になったとか。さて、2月4日は立春か。球春…忙しくなるのは嫌だなあ。

よくある赤字エピソード

データで見る 黒田の日本への「アジャスト(適応)」とは

今年の日本プロ野球界において注目度ナンバーワンは何と言っても、黒田博樹投手。メジャーの好条件を蹴ってまでカープ愛を貫き通した男の行動には、日本中が驚かされたのではないでしょうか。現役バリバリメジャーリーガーの日本復帰で、いやが上にも高まる期待とは裏腹に、黒田投手には乗り越えなければならない課題もあるようです。今回のテーマは本人の口からも語られているように、「アジャスト(適応)」です。

■日本とメジャーの違い
日本とメジャーの大きな違いが表1となっております。ご覧いただいてお分かりのように、「移動距離」は大幅に短縮される関係でプラスの作用となるのではないでしょうか。特にこれから「アジャスト」する課題となりそうなのが「日本の公式球」への対応で、これは今季の活躍を左右するカギとなりそうです。

表1

表1

■課題とは?
「日本の公式球」と「メジャーの公式球」の違いは、メジャーの方が重くて大きい。そして縫い目が荒く滑りやすいと言われています。この違いから生まれるのが、メジャーの方がツーシーム系のボールが変化しやすいという効果です。そして黒田投手の場合は、この違いに対応し「ツーシーム」を武器に多くの打者を打ち取ってきました。その曲がり度合いは魔球と言っても過言ではないほど。しかし今回は再び日本の公式球に戻るわけですから、ツーシームを日本に「アジャスト」させ武器として引き続き使用するのか、それとも見せ球として他の球種で勝負するのか注目です。

■メリットも
黒田投手がメジャーに「アジャスト」した結果もたらす先発投手陣への好影響という点では「登板間隔」が挙げられます。日本では主に中6日が一般的ですが、メジャーは中5日が主流。昨年の広島はというと、前田投手とバリントン投手が中5日でも登板しており、バリントンの抜けたところに中5日でバリバリ活躍していた黒田投手が加入するのだから首脳陣としてもありがたい限りです。

そして、その適応過程で身に付けた投球術が「打たせて取る」というスタイルで、これもすっかり広島投手陣にピッタリはまりそうです。投手分業制の確立されたメジャーにおいて省エネ投法で試合数をこなす「先発」の役割に適応、それまでの「完投型」ではなく「試合を作る」メジャースタイルこそ今の黒田投手の持ち味。広島投手陣でも投手分業制は確立されており、一岡、中田、中崎投手などを筆頭にしたリリーフ陣はリーグ屈指。メジャーから広島投手陣へも最高の形で「アジャスト」できるのではないでしょうか。

■メジャー流を還元
さて、試合を作るという点で先発投手の安定感を示す指標にQS(クオリティ・スタート)というものがあります。表2には昨季の日本人メジャーリーガーのQS。表3ではセ・リーグQS上位10傑、表4には広島先発陣のQSをまとめました。黒田投手のQSには2つの特徴(「標準偏差」と「タフ・ロス」)が存在し、それらが広島打線と黒田投手を結び付けるものとなりそうです。

表2

表2

表3

表3

表4

表4


「標準偏差」というのは、数値のバラツキの幅を表したもので、より低い値の方がバラツキも少ないということになります。その点で黒田投手は標準偏差が一番低く、1試合平均2.56失点が良くも悪くも予想される結果が出ています。昨季のように貧打にあえぐヤンキースでは平均2.56失点すら返すことができず、安定した投球をしているにもかかわらず11勝9敗と投球内容ほどは勝ち越すことができませんでした。そしてその数字を反映したものが「タフ・ロス」というものになります。

■不運を最強打線が援護
「タフ・ロス」とはQSを記録しながらも敗戦投手になることを意味します。不運な敗戦とも言われるこの数値において黒田投手はこちらも最高値となる「47.62」を記録。QSを記録しゲームを作ったものの、その約半分の試合で負け投手となっているのです。

平均2.56失点することがある程度予想され、3点取れば勝利に限りなく近づけるということは、リリーフ陣は準備がしやすく、打線にとっても3点取れば! と勝利へ対する明確な目標が立ちやすい投手だとも言えます。昨シーズンの広島打線は1試合平均4.5点をたたき出す強力打線。そんな攻撃陣が課題となりそうな「日本の公式球」に適応する上でも最高の後押しをしてくれそうです。

日本球界復帰で生じる課題への適応こそ、「戦力」としてチームに貢献することではないでしょうか。個人として、そしてチームとして互いが「アジャスト」できた時に91年以来の優勝が見えてくるかもしれません。

箱根強し!「旅番組で人気の観光地ランキング」関東編

第2弾は関東地方のランキングです。

▽各県別登場回数

県名 回数
1 東京 241
2 神奈川 112
3 栃木 49
4 千葉 46
5 群馬 36
6 埼玉 28
7 茨城 12

yjimage (2)県別では東京が断トツで、241回登場しました。ただし、他県のように総数の3割以上登場するような突出した観光地は見当たりませんでした。これは、グルメツアーや街歩き番組隆盛の昨今、観光地というよりも生活に密着した街が満遍なく紹介されたためです。2位は神奈川112回で、箱根・横浜・鎌倉・湘南で100回を数えました。こちらは東京とは真逆で、観光地として確立された地域を、角度を変えて取り上げた番組が多かった結果です。3位栃木は日光と那須で殆どを占め、鬼怒川・塩原・湯西川と近隣の温泉地も複数回登場しています。yjimage (3)4位の千葉も房総半島を巡る旅が半分以上となりましたが、船橋や行徳など街歩きもありました。5位群馬からは草津がランクイン。伊香保・四万といった温泉地が続き、世界遺産のある富岡も3回登場しています。6位埼玉では長瀞やSL運行で人気の秩父5回のほか、長ネギで有名な深谷4回、鬼平犯科帳とコラボした施設の鬼平江戸処をオープンした羽生パーキングエリアが、小江戸・川越とともに3回登場。7位の茨城は日本で2番目に大きい湖・霞ヶ浦と石岡が3回、日本三名園の1つ、偕楽園のある水戸が2回登場しました。

▽観光地トップ10

観光地 回数

コメント

1 箱根 45 点在する温泉地のみならず、登山鉄道にロープウェー、芦ノ湖の遊覧船、グルメと子供から大人まで楽しめ、都心から便が良いのも強み。箱根駅伝は正月の風物詩となっている
2 日光 27 東照宮や中禅寺湖をはじめ、華厳の滝、戦場ヶ原など、名所は枚挙に暇がないほど。湯元温泉ほか近隣には鬼怒川温泉を控える景勝地。社寺は1999年、世界遺産に登録された
3 房総 26 アクアライン開通→館山道の延伸→圏央道接続と、都心からのアクセスが格段に上がったことから、日帰りバスツアーで大ブレイク。伊勢海老の漁獲高は全国1位
4 横浜 23 中華街、みなとみらい、赤レンガ倉庫、山下公園、クルーズ船ほか、首都圏№1デートスポットとしても高い人気を誇る日本で一番人口の多い市町村
5 鎌倉 22 鶴岡八幡宮、大仏といった定番の観光スポットに加え、北鎌倉での古刹巡り、稲村ケ崎から七里ヶ浜を抜けて腰越漁港へと江ノ電沿いの海岸を散策するコースもトレンド
6 浅草 18 浅草寺を中心に、隅田川、スカイツリー、上野辺りまで、下町風情を楽しむ観光客で一年中大賑わい。最近のアミューズメント施設とは一線を画した花やしきも根強い人気
7 那須 16 ゴルフやテニス、温泉、遊園地に牧場、動物園、アウトレットと、東北道のインター周辺に遊び場が揃っている。御用邸があり、高原の避暑地としても人気が高い
8 銀座 13 洗練された大人の街というイメージがあり、老舗や高級店のグルメツアーなどでランクイン。徒歩圏の東京駅周辺や築地界隈と併せて紹介されることも多い
9 新宿 11 世界で一番乗降客が多い駅であり、歌舞伎町という歓楽街もあれば御苑や都庁もある副都心にして日本有数の繁華街。末廣亭やゴールデン街散策番組でランクイン
10 草津 10 自然湧出量日本一で、有馬・下呂とともに日本三大名湯といわれる。150坪ある西の河原露天風呂や湯もみショーも有名で、ライブカメラを備えた湯畑がシンボル

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函館がトップ!!「旅番組で人気の観光地ランキング」北海道/東北編

昨年1年間の首都圏版ラテ欄に掲載されたNHK総合と民放5局の旅番組を調査してみました。元日放送分から11月30日放送分を数えたところ、およそ2400の旅番組が載っていました。毎日7番組が放送されていることになります。春は桜を愛で、夏は海や高原リゾートでの休日、秋には紅葉狩り、そして冬は雪景色の温泉で疲れを癒すなどなど、日本には四季に彩られた楽しみ方がたくさんあります。北海道から沖縄まで全国を7地域に分け、各地域での人気観光地をランキングにして、8週にわたりお届けします。まずは「北海道/東北」地方です。

 ▽各県別登場回数

県名 回数
1 北海道 51
2 青森 19
3 山形 16
4 岩手 13
5 秋田 12
5 福島 12
7 宮城 11

県別では北海道が51回で1位、トップ10にも9回登場した函館を筆頭に4地区がランクインしました。函館ラベンダーで有名な富良野、丘の町・美瑛も、それぞれ2回登場しています。2位青森は名勝・奥入瀬渓流がトップ5となったほか、八甲田も2回登場。3位の山形は樹氷で有名な蔵王と月山が上位でランク入り、大正ロマン溢れる銀山温泉も2回登場しています。4位岩手は世界遺産の平泉がトップ10入りし、花巻と大船渡の温泉が1回ずつ登場。yjimage (5)5位秋田では、白濁湯で大人気の秘湯・乳頭温泉が2番目にランクイン、日本一深い湖の田沢湖も1回登場しました。同じく5位の福島では、市民一丸となって復興に取り組む南相馬がランク入りし、会津と江戸時代の町並みで人気の大内宿も1回ずつ登場しています。7位の宮城は魚介の美味しい石巻がトップ10入り、日本三景の1つ松島、杜の都・仙台の奥座敷といわれる秋保温泉も1度ずつ登場しました。

▽観光地トップ10

観光地 回数

コメント

1 函館 9 朝市に函館山の夜景、湯の川温泉と、グルメ・見どころ・温泉の旅番組3要素を網羅した観光地の王道。五稜郭築造150年祭が行われていることも頻出につながった
2 乳頭温泉 7 最も古い鶴の湯温泉は、登録有形文化財の本陣を含め、昔ながらの湯治場の風情を残す秘湯。乳白色の温泉が足元から湧出する露天風呂を求めて、全国から観光客が訪れる
2 蔵王(山形側) 7 宮城・山形両県にまたがる観光地。冬の樹氷だけでなく、蔵王のシンボル御釜や高山植物観賞など、一年中楽しめるのが強み。蔵王温泉も人気を後押ししている
4 月山 6 出羽三山の1つで磐梯朝日国立公園にそびえる標高1984mの百名山。登山はもちろん、4月上旬からオープンし、7月末まで滑れる夏スキーのメッカとしても有名
5 奥入瀬 5 十和田八幡平国立公園に属する日本を代表する渓流。十和田湖とともに、特別名勝および天然記念物に指定されている。渓流沿いは滝が多く点在し「瀑布街道」と呼ばれる
5 南相馬 5 重要無形民俗文化財に指定されている「相馬野馬追」で有名。桜井市長は2011年、米タイム誌の世界で最も影響力のある100人に選ばれた
7 知床 4 オホーツクの流氷で名高いウトロ周辺をはじめ、絶滅危惧種や固有種が生息する世界自然遺産の知床半島。国立公園として50周年を数え、今年は世界遺産10周年となる
7 小樽 4 札幌から30分強というアクセスの良さに加え、運河と倉庫、ガラス細工や鰊御殿、朝里川温泉にはスキー場と見どころも豊富。小樽といえば寿司という代名詞もランキングに一役
9 札幌 3 雪まつりは勿論、ラーメンにジンギスカン、藻岩山、大通公園のホワイトイルミネーションと、グルメも見どころも満載な札幌。近くの定山渓温泉も有名
9 平泉 3 2011年、世界文化遺産に登録された。国宝でもある中尊寺の金色堂、毛越寺、金鶏山など5つの名勝・史跡がランクインの原動力となった
9

石巻

3 牡鹿半島突端に浮かぶ奥州三霊場の1つ、金華山。3年続けてお参りすれば一生お金に困らないということで人気が高い。その沖で獲れる金華ブランドの魚介類も大人気

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